2003年9月〜2004年8月までの製作記録


デ61(Gゲージ) すべてはここから始まりました。

2003/12 松阪軽便鉄道の名物電気機関車デ61はGゲージモデルで復活しました。ペーパー、モーターなど材料費は5千円程度。塗料が一番高かったです。このスケールモデルは、がたごとと実物さながらの音をたてて走り周ります。つりかけ駆動で走ります。車輪はタミヤの模型自動車用部品を利用。フランジは紙。モーターは1個100円。これがまた、よく走るのです。車体はもちろん紙。リベットは小さなくぎ400本。パンタは250円の真鍮線から自作。床板は地元に敬意を表しまして松電沿線名物あゆの甘露煮の木箱のふたです。このモデルは2003年12月、Gゲージ自作をはじめるきっかけとなりました記念すべきロコです。
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DF50(Gゲージ)

思い出のDF50をGゲージで復元いたしました。整ったスタイルのDF50は多くの人々に強い感動を与えてくれました。この模型は30年代に戻りDF50への強烈な印象をよみがえらせてくれます。
2004/1/27 fanが回るようになりました。塗装はまだです。  
2004/2/6 まだ未完成ですが、ちょっと走らせてみました。600Rを疾走します。 real player→DF50←最後はDF50にVideoカメラをのせて...
2004/2/7 注文していたサウンドが到着しました。早速スピーカーの箱つくりです。発煙装置はアメリカに注文しています。
2004/2/8 DF50サウンド用にバックロードホーン型スピーカーを作りました。
2004/2/11 DF50走行サウンドDF50SOUND
今日アメリカから煙発生装置が届きました。次は煙です。
2004/2/17 モーターは100円ですがカーボンブラシで高トルク。諸元発表。スピードを上げて走らせるのは小生のクセでビデオにもありますように十分スロー走行してくれます。牽引力アップのために動力車輪にはゴムをはいています。でもゴムは真っ黒けでわかりません。おもしは特にありません。もともと台車だけでも自走できるようになっています。
2004/2/22 塗装途中です。色を塗りますと、紙とは思えないものに様変わり。
2004/2/22 本日の塗装作業はここまでです。ご苦労さまでした。あと手すりや窓のふちに色をさします。電気配線などまだまだたくさんの工程が残っています。
2004/2/23 薄暗い電球の客車を引く蒸気機関車の時代は経済成長を成し遂げた現代と対比して、多くのかたがたには達成感としての思い出として残っていることでしょう。蒸気機関車を作ってみましょう。なるべくスタイルの良い美しい機関車を。そして居間にかざり、いつまでも満足感と充実感で幸せな気分にひたり続けよう。ゆったりとネスカフェを味わいながら。あるいはスコーンとリプトンで午後のひとときを。


C57(Gゲージ)

2004/2/24 R600走行実験を行いました。車体は、手元にありました昨年のカレンダーの紙を切り、セロテープでくっつけただけの形を確認するだけの仮のはりぼてですから、これはごみばこ行きです。なんだかっこわるとがっかりなさらないでくださいませ。これからスケールを計算しまして本格的に車体をつくります。これからです。ロッドも動作確認のための仮でこれから本格的にマニアックに製作いたします。
2004/2/26 デ61は額が広く、面長で美人系の機関車と思います。DF50は繊細で、どこかなよなよさ、ひ弱さを備えた女性的スタイルであって、決して無骨な男らしさは窺えません。C57は極めつけの貴婦人と呼ばれております。これは設計者がいつも夢とロマンを追い求め、その思いを設計図に表現しのでしょうか。
2004/2/27 走行実験車です。これから車輪、ロッド、車体を本物っぽく作って行きます。フィギュアの左端の女の子はお隣から借りてきたおしょうゆを持っています。昔は食べ物にも事欠きました。「どうぞ思い出してみてください。」
2004/2/28 この模型はハイパワーの自作動力台車で押されて走行いたします。モーターは二つです。動画で後ろから押されていることがご覧になれます。動力台車は四輪ともにゴムをはかせ、粘着力をアップしています。このため集電はLGB純正の集電子を装着しています。この原型を使いますと、理論的にはどのようなピストン方式の機関車も模型化が可能となりますから、色あざやかな欧州タイプの機関車のペーパー製作も夢ではありません。かなり忍耐力は要しますが昭和の成長期を乗り越えてこられたあなた様には容易なことと存じます。「どうぞ思い出してみてください。」
2004/2/29 蒸気機関車通のあなた様は花輪線の三重連をご存知と思います。これは陸中花輪駅の鹿角市に平安時代から伝わる花輪ばやしで、わっしょわっしょでとても元気が出ます。さあ、これをお聞きになって元気を出して、思い出してカッターを手に機関車つくりをはじめましょう。
2004/3/13 素うどんの段階までまいりました。テンダーに駆動装置があります。下まわりは後ろを細工するだけで今話題のC62にも使えます。
2004/3/14 サウンドシステムをテンダーへ組み込み、走らせました。汽笛やしゅっしゅぽっぽは本物に近い音で、とてもハッピーな気分になります。
2004/3/26 連続走行記録25分。
2004/3/28 今日は東京神田の交通博物館へ出かけ、C57の細部にわたる写真を撮影してまいりました。
2004/4/4 R600エンドレス連続走行記録65分。
2004/4/20 DF50に牽引されて工場からしずしずと出るC57。重連走行です。
2004/5/8 塗装完了で一応完成。新車塗装でぴっかぴか。キャブの木製窓枠はニスをかけるなど、随所にこだわりが。さしずめ走る置物ですが、急曲線が通過出きる仕組みなど、現代模型工学の技術を取り入れたハイテクロコであります。(と自分で思っているだけかも)一時間以上走らせてもびくともしません。これもハイパワーの自作トラクション・パワートラック(動力台車)と自負しています。なにしろ日本は鉄道王国、ならば模型王国であってもよろしんじゃあございませんでしょうか。以上紙と木(主要材料)で作ったC57のご紹介でした。
2004/4/23 客車を作りました。機関車の重量でレールがしなっています。


EF58(Gゲージ)

2004/3/13 これから青大将をつくります。動輪は給水座金です。
2004/3/14 2軸につりかけ動力を仕組んだところで、走らせました。20輪が走る様子はまるで「むかで」のようです。
2004/3/20 形が出来てまいりました。動輪の給水座金は一個140円。ペーパーは0.5ミリ。
2004/3/26 20輪の走行は重厚そのもので、いかにも電気機関車って感じ。いつもテレビを見ながら「ながら族」です。疲れた時は横になれます。そのまま眠りこけます。
2004/5/4 下まわり基本形が出来ました。走行可能なここまてで材料費は8千円程度です。平ギアやピニオンギア、車軸に使う3ミリステンレスシャフトなどはレインボープロダクツ製で秋葉原のショップで入手可能です。車体はモーター音と共鳴しまして、本物の機関車のようにうなりをあげます。600R通過可能です。この台車の原型を使えば、EFなんとかはじゃかじゃか作ることが出来ます。
2004/5/8 塗装作業中。
2004/5/9 車体は青大将色になりました。これからパンタグラフを作ります。
2004/5/16 特急「つばめ」のヘッドマークも晴れやかに、青大将がS字カーブをするりとくぐり抜け颯爽と登場。最近、青大将人気が高まり、昔、青大将ではなかったカマまでもが青大将の塗装でご登場する始末だとか。ところで一編成まともに作りますと、ゆうに10メートル超えちゃうよん。
2004/5/22 外国製Gゲージ電気機関車はサウンド組み込みが通例であることにならい、我が国産EF58にホイッスルと送風機サウンドを搭載しました。DF50同様に、バックロードフォン導入により、かなり大きい音が出ますので、より実感的でグー。マイテ49やオシ17、オハフなどを引いてがんがん走ります。めでたしめでたし。


デキ3(Gゲージ)

2004/2/26 ご存知豆機関車デキ3です。あまりにもかわゆいので思わず作ってしまいました。ただし出来は、さしずめ映画撮影用の張りぼてといったところでしょうか。しっかり走ります。
2004/5/22 一番左の台車の車輪はラップの芯です。真中の台車の車輪はLGB製、金属車輪です。いずれもモーターをご覧いただけますが、いわゆるツリカケ駆動です。モーターは幅45ミリありますから、お尻と頭をヤスリで削り、幅を40ミリにいたしまして、車輪と車輪の間に入れ込みます。
2004/6/20 デキ3は小さくても独逸魂が満ち溢れています。まだ下塗りの段階です。
2004/6/27 演奏しながら快走するデキ3。 1軸つりかけ駆動ながら6両程度であればらくらく牽引。貨車は先週5両大量生産。車輪はドイツ製1000円程度で売っているから、それを買ってきてケント紙や木で箱をつくるだけ。塗料はDIYで1個200円くらいのつや消しの黒を吹き付け。なんでも本物のデキ3はドイツ製とか。我が家にドイツ文化のかほりが.....


EMD F40PH(Gゲージ)

2004/7/17 カナダ大陸横断鉄道VIA RAIL、EMD F40PH−2三重連の製作開始。このロコは3000馬力。前面のライトは6個も。製造は完了していますが、いまだに模型商品が販売されています。人気のロコです。
2004/7/25 3両塗装寸前まできました。この機関車はゼネラルモータース製ですから、我が家にアメリカ文化のかほりも.....。日本の鉄道は北海道はアメリカ、本州はイギリス、九州はドイツの影響を受けたとか。銀座の中古店でHOですが19千円で出ていました。(7/20日現在)
2004/7/26 カナダ大陸横断鉄道VIA RAIL日本語のホームページ カナダ観光局
2004/7/31車体の製作は完了しました。いまパワートラック、すなわち動力台車を作っています。平ギアをかなきりはさみでカチ割リ、車軸ニ瞬間接着します。モーターの頭とお尻をヤスり、車軸の車間にはいるようにします。銅版を車軸に巻きつけ、つりかけの台座とします。台座の上にモーターを置き、銅線でモーターと台座をグルグルまきにし、ハンダで固定します。これで強力な動力台車が出来あがりましたから、機関車にとりつけます。列車編成の引き出しにはふんばりがきく「つりかけ」方式が有利です。 
2004/8/3 自作パワートラックを機関車車体に取り付けまして、、、さあどうか、うまく走りました。ふぅ。ダイナミックに三重連走行を開始しました。半月で機関車三両、かかった材料費は全部で約2万円です。1本200円の吹き付け塗料、連結器は手作りでローコスト。ロッキー山脈も作らなくっちゃ。客車は青大将の三両ひっぱっといてね、かんべんね。


ストラクチャー 

2004/6/20 給水塔
2004/6/26 鉄塔。アルミと木で作りました。なんでも鉄塔のファンクラブがあるというから驚きです。
2004/7/20 玄関にいきなりおおきなギンギラギンの鉄塔。ご来客者はこのあやしい構造物にびっくりされます。